【モンキーターン】第1話の解説と見どころ

モンキーターンは週刊少年サンデーで1996年~2005年の間に連載していた『河合克敏』先生の競艇漫画だ。

全385話となっており、全30巻が発売されている。

現実の競艇のルールや雰囲気をきちんと再現しており、『競艇がどんな世界なのか?』ということを知る入門書としては最適な漫画だ。

ここでは、第1巻第1話の解説と見どころを紹介する。

第1話のあらすじ

記念すべきモンキーターンの第1話は、主人公『波多野憲二』の高校最後の野球の試合から始まる。

結局波多野は試合に負けてしまい、グレて学校に来なくなる。

そんな中、謎の美女『萩原麻琴』が現れて波多野を挑発するが……!?

第1話のハイライト

このシーンは、主人公の波多野憲二が自分の所属する野球部の監督に噛みつくシーンだ。

第1話の段階では、まだ波多野は競艇については一切知らない野球少年なのだ。

チームの為にスクイズを指示されたが、この試合で波多野は3打席3安打であり、打つ気満満だった。

波多野の強気な性格が出たコマだと言えるだろう。

競艇に触れるようになってからも波多野の「自分の納得できないことには文句を言う」性格は変わらない。

実に少年漫画らしい主人公だ。

ちなみに、この悶着のあと、波多野は結局スクイズをするのだが、相手ピッチャーのウエストボールによって失敗してしまう。

波多野は身長が165cmしかなく、バットが届かなかったのだ。

この身長が低いということが、競艇選手にとっては大切な要素になるのだが、それはまた別の話。

第1話の競艇勉強会

上の画像は第1話の冒頭のコマである。

この漫画は1996年に描かれたものだが、今(2018年)でも競艇場は日本に24か所しか存在しない。

22年間変わらないというのは、一つも閉鎖したりしていないのは、ひとえに全国の競艇好きのおかげと言えるだろう。

ちなみに、競艇場は北海道、東北地方、沖縄には存在しない。

水温が極端に低かったり、高かったりするとレースに影響が出るからである。

競馬や競輪などの他の競艇ギャンブルと違い、競艇は365日ほぼ毎日行われている。

インターネットで全国の競艇場の舟券を購入することができ、ライブ中継もやっているので、いつでも競艇を楽しむことができる。

競艇好きにとっては嬉しいことだ。

今日のヒロイン

今日のヒロインは主人公である波多野の幼馴染『生方澄』ちゃんだ。

幼馴染というのはいいものだ。

波多野に嫉妬したい気持ちは健全な日本男子ならだれもがわかるだろう。

モンキーターンは競艇漫画だが、女の子との恋愛描写も適度に登場する。

澄以外のヒロインもどの娘も可愛いので、今後の登場に期待してほしい。

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